
春|ツバメの郵便配達員
桜吹雪の中を手紙を抱えて進むツバメ。
「点と線」をテーマに、フレンチノット、ストレートステッチ、バックステッチから研究を始めます。
第一期 見習いさん募集木々の奥へ
ABOUT THE LABORATORY
森のトンネルを抜けた奥にたたずむ「fukura刺繍研究室」。
ここは刺繍の正解や上達の速さを競う場所ではありません。
研究するのは、上手な刺繍だけではなく、
自分が心地よく針を持てる時間。
教科書どおりでなくてもいい。速くなくてもいい。
完璧でなくても、誰かと同じでなくてもいい。
自分に合う色や刺し方。無理なく針を持てる時間とペース。
刺繍との、心地よい距離感。
「仲間と同じ」安心と、「少し変えてみる」冒険。
自分のペースで刺繍を楽しみながら、
「あなたの刺繍」との暮らしを
試して、見つけていく場所です。
THE FIRST APPRENTICES
このたび、fukura刺繍研究室では
第一期の「見習いさん」を募集します。
「見習いさん」は、fukura刺繍研究室の入口となる基礎コース。
四季の4作品を作りながら、刺繍に適した布、糸の下準備、基本のステッチに少しずつ触れていく5か月間です。
刺繍を初めてみたい人。
独学で途中で止まってしまった人。
基礎からもう一度楽しみたい人。
自分に合う刺繍との付き合い方を見つけたい人。
そんな一人ひとりのために、
新しい研究机を用意してお待ちしています。

fukura刺繍研究室をもう少し詳しく知りたい方へ
見習いさん 説明会に申し込むTHE PURPOSE OF YOUR STUDY
刺繍を始めたくて本や道具を買ったのに
はじめの作品から迷ってしまった
そんなことはありませんか?
正しく刺せているか気になったり
お手本どおりに仕上がらなくてがっかりしたり
いつの間にかそっと奥の方へしまってしまったり。
でもまだ
「私に刺繍は向いてない」って
あきらめないでほしいのです。
針を持てない日があったからといって
刺繍に向いていないわけではありません。
ほんのちょっとの知識や、
自分に合う方法に
まだ出会っていないのかもしれません。
fukura刺繍研究室では
針を動かす速さや作品の完成数で
研究の進み具合を判定しません。
どんな色に心が動くのか
どのステッチを刺している時間が好きなのか
どの時間なら、無理なく針を動かせるのか
お手本どおりに進むと安心するのか
少しアレンジしてみるのが楽しいのか
ひとりで刺繍する時間が心地いいのか
仲間がいると長く続けられるのか
4つの作品を刺繍する5か月間の中で
自分の中にある小さな答えを探求していきます。

FOUR SEASONAL STUDIES
5か月間で春・夏・秋・冬4つの物語を刺繍して
それぞれファブリックボードに仕立てます。

桜吹雪の中を手紙を抱えて進むツバメ。
「点と線」をテーマに、フレンチノット、ストレートステッチ、バックステッチから研究を始めます。

あなたのためにきれいに咲いた
たくさんのひまわりを抱えたヒツジ。
植物の形や、繰り返し刺すリズムを楽しみます。

秋にだけ研究室の前に立ち寄る移動図書館。
線だけではなく、形や面を糸で表現することを体験します。

雪が本当に大好きなウサギの雪かき屋さん。
糸で色を混ぜるような表現を楽しみます。
四季の4作品の締めくくりとなる研究です。
四つの作品を通して、合計12種類の基本ステッチに触れます。
点、線、曲線、面、組み合わせ。
糸で表現できることをひとつずつ体感しながら
「これは好き」
「これは少し難しい」
「次はこうしてみたい」
そんな自分なりの観察を重ねます。
BEGIN WITH WHAT FEELS GOOD
本研究で使用する布には
あらかじめfukuraの図案が印刷されています。
図案を布へ写す工程はカットして
針と糸を使う時間からすぐに始められます。
各作品を制作するために基本となる
糸、テキスト、完成見本も用意しています。
刺繍の楽しいところだけを、
下絵どおりに安心して刺繍してみてください。
迷ったら見本通り。
変えてみたくなったら、試してみてもいい。
そしてもしも
アレンジを思いついたら。
その時はその直感のままに刺繍してみてください。
糸の色を変えても
ステッチを変えても
刺す範囲を変えても構いません。
下絵どおりに刺繍してみることも研究。
自分なりに試してみることも研究です。
安心できる足場のうえで
自由を楽しめるようになっています。


これから見習いさんになる方へ
私が刺繍を始めたのは
今から20年以上前のことです。
洋裁を仕事にしていた祖母が
私に刺繍を教えてくれました。
私もはじめたばかりの頃は
世界中の刺繍初心者さんと同じように
思うように針を動かすことができませんでした。
お手本と見比べては「思っていたものと違うな……」と
完成した作品にがっかりすることもありました。
それでも刺繍が楽しくて
少しずつ、少しずつ続けて……
気がつけば刺繍との付き合いは
20余年になりました。
私にとって刺繍は
上手な作品を作るためだけのものでは
ありませんでした。
針を持ち、布の上の一点を見つめて
ひと針ずつステッチを走らせていく。
そういう刺繍の時間は
頭の中にあったいろいろなことが
静かになっていく
貴重な時間でもあったのです。
そんな「何も考えない時間」を作れることが
私と刺繍との大切な関係だったのだと思います。
以前私は、国立の研究所で
研究に携わっていたことがあります。
思うようにいかないことや
悩むことの多い時期でした。
そんな日の終わりに家へ帰り
大好きな飲み物を傍らに
ほっとできる場所で刺繍をする。
ほんの少し針を動かすだけで
張りつめていた気持ちが
ゆっくりほどけていくのです。
今考えるとあの頃の私は
刺繍に救われていたのだと思います。
私は刺繍教室へ通ったことがありません。
刺繍にかかわることはすべて、独学で習得してきました。
もしかしたら私のやり方は
教科書どおりではないところもあるかもしれません。
けれど
試して、失敗して
自分の手に合う方法を少しずつ見つけながら
私にとって心地よい刺繍を育ててきました。
だから見習いさんにも
「刺繍はこうでなければならない」だけではなく
「こうすると、私は楽しい」
「このくらいの緊張感が、私には心地よい」
そんなあなただけの刺繍との付き合い方を
見つけてほしいと思っています。
何時間も夢中になって刺繍することが
心地よい人もいるでしょう。
煮物ができあがるまでの10分に
ほんの少しだけ針を動かすことが
暮らしに合う人もいるでしょう。
毎日刺繍に追われなくてもいい。
お手本と少し違ってもいい。
大切なのは
誰かの正解に自分を合わせることではなく
自分の暮らしの中に
刺繍が心地よくいられる場所を見つけること。
この5か月間が
自分にとって心地よい刺繍との付き合い方を
ゆっくり研究していく時間になったなら。
そしていつか刺繍があなたにとって
うれしい日にも、少し疲れた日にも
そっと帰ってこられる場所になったら。
室長として
これ以上うれしいことはありません。
あなたの机の上にも
小さな研究室が生まれる日を
楽しみにしています。
fukura刺繍研究室 室長
fukura

FIVE MONTHS, YOUR OWN PACE
見習いさんとして研究室で過ごすのは、5か月間。
同期の見習いさんは同じ日に研究を始めます。
けれど、作品を完成させる速さは、それぞれのペースで構いません。
1作品約1か月は目安で、締切ではありません。
次の作品が届いたあとも、前の作品を続けて構いません。
4作品すべてが完成していなくても修了できます。
1か月に一つずつ完成させても。
はじめの作品は早めに終えて、最後の作品にじっくり時間をかけても。
自分が「楽しい」と感じられるペースで、進めていってください。
月2回集まるオンライン刺繍研究会にも、「この作品を刺繍しなくてはいけない」という決まりはありません。
そのとき手にしている刺繍枠を、それぞれ持ち寄って。
それぞれの刺繍をしながら、同じ時間を一緒に楽しみましょう。
最初の4か月は、春・夏・秋・冬の4作品に取り組みます。
5か月目は「遅れを取り戻す月」ではありません。
途中の作品を自分のペースで続けたり、動画添削を受けたり、5か月間の研究を振り返ったり。
好きだったステッチや色、質感、無理なく針を持てた時間を振り返りながら、これからの刺繍との付き合い方を考える期間です。
どんなときに刺繍を楽しめたか。
どんな色や刺し方が好きだったか。
これから、どんな距離で刺繍と付き合いたいか。
5か月を通して、できなかったことではなく、見つけたことを数えてみてください。
この期間の先に、あなたらしい刺繍との暮らしが見つかっていたら、うれしいです。
fukura刺繍研究室をもう少し詳しく知りたい方へ
見習いさん 説明会に申し込む
YOUR RESEARCH MATERIALS
四季の4作品の材料とテキストは、作品ごとに全4回に分けてお届けします。
一度にすべてを受け取るのではなく、
そのとき取り組む作品の研究材料が、ひとつずつ研究室から届きます。
糸切りばさみなど、ご自身で準備していただくものは事前にご案内します。
YOUR RESEARCH FILE
初回のお届けには、2穴リング式の研究ファイルを同封します。
作品ごとに届くテキストを、少しずつ綴じて。
ステッチの知識とともに、作品で試したことも残していきましょう。
5か月後には、あなたの発見が重なった
自分だけの研究ファイルになります。
QUIETLY, BUT NOT ALONE
自分のペースで刺繍する時間と
仲間と一緒に刺繍する時間。
その両方を大切にできる工夫を用意しています。

作品ごとに届くテキストで、制作の流れ、ステッチ、基本の刺し方を確認できます。
針を出す位置、手の動き、細かなポイントなど、写真だけでは伝わりにくいところは動画で確かめられます。
月2回、5か月間開催します。そのとき手にしている刺繍を持ち寄り、それぞれのペースで刺しながら、一緒に時間を過ごす場所です。
「この作品を刺さなくてはいけない」というルールはありません。
カメラオフ・見るだけ・耳だけOK
途中参加・途中退出・欠席OK
1作品につき1回、全4作品で最大4回。完成した作品、または一区切りついた作品の写真を投稿していただき、fukuraが写真を見ながら動画で添削をお返しします。
間違い探しや採点、正解を押しつけるためのものではありません。よかったところ、その人らしさ、工夫されているところ、次に試してもよさそうなことを、一緒に作品を観察するようにお伝えします。
制作途中の細かな疑問は、質問掲示板でお尋ねください。
制作中の質問は回数制限なし。いつでも投稿できます。
fukuraからの回答は、週1回、決められた日にまとめて行う予定です。
質問と回答が蓄積され、他の見習いさんの質問も見ることができます。
質問掲示板、オンライン刺繍研究会の日程・参加URL、室長からのお知らせなど、活動に必要な情報をまとめます。5か月終了後は閲覧できなくなります。
見習い期間が終わったあとも、動画や研究の記録を見返しながら、刺繍を続けられる場所です。
fukura刺繍研究室をもう少し詳しく知りたい方へ
見習いさん 説明会に申し込むCOMPLETING THE APPRENTICESHIP
見習いさんの修了に必要なのは
4作品すべての完成でも
ステッチテストの合格でもありません。
5か月間、自分なりに
刺繍と付き合ってみること。
それが、見習い期間の修了条件です。
夜更かしするほど夢中になれることが、楽しかったのか。
家事のすきま時間に少しずつ進められることが、心地よかったのか。
お手本どおりの作品が完成したときの達成感が、ひとしおだったのか。
自分で考え、アレンジするワクワク感が、楽しかったのか。
見習いさんの人数だけ
刺繍との付き合い方があると思います。
5か月という見習い期間のなかで
自分が心地よいと思える
刺繍との暮らし方に気づけたら。
それが100点満点です。
4作品すべてが完成していなくても修了できます。
質問掲示板への回答・動画添削などの人的サポートと、見習いさん専用サイトの利用は、5か月の見習い期間終了とともに終了します。
4作品すべて完成した状態で添削を受けたい方、制作中の疑問を質問しながら進めたい方は、5か月の期間内に作品を完成させ、質問や添削の投稿をしてください。
手元のテキストと図書室は引き続き利用できます。動画教材、オンライン刺繍研究会のアーカイブ、本人を含む同期全員分の添削動画を見返しながら、自分のペースで続きを楽しみましょう。
まだ手元に残っている作品も、あなたの研究の続きです。
ここから
あなたと刺繍の暮らしが
ずっと続いていくのですから。
修了後も、研究室で刺繍を続けたい方のために
「研究員」という継続コミュニティも準備しています。
研究室で続けることも、一人で刺繍を続けることも、どちらも大切な選択肢です。
研究員として続ける場合は、見習いさんの作品について質問することもできます。動画添削は対象外です。詳細は、決まり次第お知らせします。

FIRST APPRENTICE CLASS
詳しい内容・受講料・お申込み方法は、説明会でご案内します。
fukura刺繍研究室について、詳しくお話しします。
第一期へ申し込む方には、原則として説明会への参加をお願いしています。どうしても参加が難しい場合は、個別にご相談ください。
お申込みは説明会参加者へご案内します。
見習いさん 説明会に申し込むQUESTIONS
はい。初心者の方も参加できます。図案は布に印刷済みで、テキストと動画教材を用意しています。初回には刺繍枠1個・刺繍針3本も届きます。
もちろんです。基礎からもう一度楽しみたい方、独学で途中で止まってしまった方、自分に合う刺し方やペースを探したい方も参加できます。
いいえ。1作品約1か月は目安であり、締切ではありません。全員が同じペースで進む必要はなく、次の作品が届いたあとも前の作品を続けて構いません。
はい。4作品すべての完成は修了条件ではありません。
ただし、質問への回答・動画添削などの人的サポートは5か月で終了します。4作品すべて完成した状態で添削を受けたい場合や、制作中の疑問を質問しながら進めたい場合は、5か月中に作品を進め、期間内に質問や添削の投稿をしてください。
期間終了後もテキスト・図書室を使い、自分のペースで制作を続けられます。
はい。迷ったときは見本どおりに刺して構いません。糸の色・ステッチ・刺す範囲などをアレンジしても大丈夫。見本どおりも、アレンジも研究です。
1作品につき1回、全4作品で最大4回です。完成した作品、または一区切りついた作品の写真に、動画で添削をお返しします。制作途中の細かな疑問は質問掲示板をご利用ください。
制作中の質問に回数制限はありません。いつでも投稿できます。fukuraからの回答は、週1回、決められた日にまとめて行う予定です。
ありません。カメラオフ、見るだけ、耳だけ、途中参加、途中退出、欠席も大丈夫です。月2回、5か月間、それぞれの刺繍を持ち寄って過ごします。
欠席しても修了には影響しません。オンライン刺繍研究会の参加回数は修了条件ではありません。研究会のアーカイブは図書室に保存します。
毎作品、図案印刷済みの布・刺繍糸と材料・テキストが届きます。初回には刺繍枠1個・刺繍針3本・2穴リング式の研究ファイルも同封します。
糸切りばさみなど、ご自身で準備していただくものは事前にご案内します。
いいえ。春・夏・秋・冬の4作品の材料とテキストは、作品ごとに全4回に分けてお届けします。次の作品が届いたあとも、前の作品を続けて構いません。
はい。手元のテキストと図書室は、5か月終了後も利用できます。図書室には動画教材、オンライン刺繍研究会のアーカイブ、同期全員分の添削動画が残ります。
ただし、見習いさん専用サイトの利用、質問回答・動画添削などの人的サポートは、5か月終了時点で終了します。
第一期への申込みは、原則として説明会への参加をお願いしています。どうしても参加が難しい場合は、個別にご相談ください。